2016年8月 のアーカイブ

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先日、CLUBアグロライフ「サイエンス戦隊」の、第1回「DNA抽出実験&獅子ヶ池フィールドワーク」編を開催しました!

「サイエンス戦隊」は、長田区をフィールドとして、近隣に住む小学生たちとお父さんお母さんとを中心に、環境学習を行う戦隊です。
5月に開催しましたプレイベントでは、1日で実験とフィールドワークを実行しましたが、今回は2日間に分けて行いました。

まず1日目は実験です。
乳鉢・乳棒やハカリ、虫メガネなどの道具が用意されます。

DNA抽出に使用するブロッコリーや玉ねぎ、バナナもスタンバイ!

ご挨拶の後、実験ノートの書き方説明や実験についての説明がありました。




この「実験ノート」は研究者の方も使用されている本物の実験ノートです。
そのため、消しゴムで消せる鉛筆ではなく、ペンで書き込む決まりになっています。
そして、サイドに入っている文字は、ページを破るなどの不正をすると、その部分が欠けた事がわかってしまいますので、大変、重要な役割があります。

いよいよバナナ、ブロッコリー、玉ねぎの野菜や鉛筆の削りカスなどからDNA抽出する実験がスタートです!

測りながら材料を用意していきます。

DNAを検出しやすくするため、乳鉢で細かくします。(細胞をつぶしていきます)

検出液を作るのに必要な材料を用意します。

きちんと測りながら用意します。

意外かもしれませんが、簡易検査装置は、日用品(お茶パック・竹串)で代用できます。
すりつぶした材料をお茶パックに入れて竹ひごを通し、プラコップに渡し、検出液をかけてしばらく待ちます。
すると、プラコップの中に液体がたまってきます。

この抽出された液体に、エタノールを注入すると、分離します。

その他、「たまねぎ」「ブロッコリー」「木の削りカス」でも実験しました。

「たまねぎ」「ブロッコリー」からは検出されましたが、木の削りカスからは検出されませんでした。

この白いモヤのような物がDNAです。
この実験では、同じ一房のバナナから加工方法を変えて実験しました。
左から「電子レンジで加熱した」「冷凍庫で凍らせた」「生のまま」という状態です。
同じバナナでも、状態の違いによって、液体の色も、検出量も違う事という事がわかりました。

 


 

△実験と同時にノートもとります。
その実験ノートを元に、発表資料を作成しました。
明日はいよいよフィールドワークです!

 

<2日目> 今日は、神戸の貯水池「獅子ヶ池」からスタートです。

スタート前に「獅子ヶ池を美しくする会」会長様より、会の活動や池についてのご紹介がありました。
(多岐にわたるご協力をいただき、感謝しております)

池の説明を聞きながら、実験ノートに池の形を描きました。
今日は、この獅子ヶ池の図に書き込んでいくので、この工程がとっても大切です!

「今日の課題は、20個の生物をノートに書き込む事と、採取した場所をノートに書き込むこと」と課題が発表されました。

用意が出来たところで、さぁ、フィールドワークがスタートです。
池へ向かう周遊路でも昆虫がいくつも見つかります。

池の近くに来ると、また違う昆虫が生息しています!



チョウトンボ


 


採取した昆虫はまずケースに入れ、見ながらスケッチします。
図鑑やインターネットで、名前や種類を確かめながら、実験ノートに書き入れます。

捕り逃した昆虫は、カメラの画像を見て確認しました。

実験ノートにスケッチして、位置を記載します。

次は、いよいよ水中の生き物を探します。

ブルーギルも捕まえました。他にも数種類の魚を観察できました。

蜘蛛に見えましたが、あめんぼです。
底の小石と色が同化していて、見つかりにくいのがわかりました。

水辺に生えている植物と、森林部で見つかる植物では、種類が違います。


 

周遊路には紅葉が植樹されるなど、整備されています。

や、キウィフルーツが育っている箇所もありました。

色の美しいミソハギも見かけました。


 

木の下では、クモセミをたくさん見かけました。

さて、昆虫や植物など、20種類の採取は出来たでしょうか?
アグロガーデン神戸駒ヶ林店へ移動して、研究レポート制作を始めましょう!
まずは、レポートに大切なポイントを教わります。

制作には大きな模造紙を使って、マジックペンや色鉛筆で仕上げていきます。


 

▽ こちらは少し年上のお姉さんが書いてくれた探検マップです。

制作いただいたレポートは、発表後にお持ち帰りいただきました。
夏休みの研究課題にもお役に立ったかもしれません。

事後にご協力いただいた聞き取りでは、「大変楽しく過ごした」とご返答いただき、運営側の励みとなりました!
ありがとうございます。

アグロガーデン神戸駒ヶ林店では、このようなイベントを今後も企画してまいります。
また、機会がありましたら、ぜひご参加下さい。